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ヴァティカン市国を離れサンタンジェロ地区へ。
ティベリ川沿いに威風堂々と建つサンタンジェロ城が、今日最後のスポットだ。
古代ローマでは皇帝の霊廟として使用され、10世紀以降はヴァティカンの軍事要塞と化したこの城へは皮肉ながらも"天使の橋"を渡って向かう。天使の橋、サンタンジェロ橋には12体の天使像が、要塞へと向かう者達を優しく迎えるかの様に飾られている。



サンタンジェロ橋入り口









サンタンジェロ橋。かつての威光も空しくゴミと偽ブランド品が横行するこの橋に天使達は何を思うのか・・・







サンタンジェロ城城内。緩やかな螺旋スロープが続く。かつて将校達が馬を乗った状態で指揮を執るために、あえてスロープにされている







中庭の様な城壁を通り抜け更に上と向かう。ここからは階段がある。光の先にある風景が楽しみだ







薄暗い階段を抜けると・・・そこはBARだった。BARサンタンジェロへようこそ









ヴァチカン市国が見渡せるBARで一休み。








平和の象徴ハトとヴァチカンのコラボレーション。そこでエスプレッソを啜る時間は最高に優雅なひと時。







一息ついて、更に上へ。今日のクライマックスの知らせを開け放たれた窓が伝える。最上階へ急がねば！








さあ、最上階。振り仰ぐ頭上には大天使ミカエルの像。かつては猛威を振るったペストを抑える奇跡を見せたが、悲しいかな、現在は避雷針・・・










眼前に広がる景色は言葉では言い尽くせず、シャッターを一枚切った後は、ただ沈み行く太陽を見つめていた・・・







サンタンジェロ城を出て、サンタンジェロ橋へ。今日一日の最後の祝福をカメラに収める。








夜の帳が降りても、幻想的な景色は続く








パニーニ美味かったぜ、サンタンジェロ！








The end of day 7...